一人旅に適した旅行スポットや観光ルートをシチュエーションごとに紹介。

福岡には様々な観光地がありますが、せっかくの一人旅。

人とはちょっと違う珍しいスポットに行って、ネタになるようなお土産話を持って帰りませんか。

福岡にある『中央卸売市場』では、朝３時から“せり”の見学ができます。

正直、朝早いし一人だし、寝起きは自分との戦いです。眠いな～なんて思いながら市場に向かってみると、他にも何人か見学者がいました。卸売場の中に入ると既にせりは始まっていて、威勢のいい声が飛び交っています。テレビでしか見たことのないような大きな魚や、箱からあふれだしそうなほどの大量の魚が次々と運ばれてきていました。この活気の良さに私自身も興奮して、目もすっかり覚めちゃいまいました。

新鮮な魚たちを見てお腹が空いたら、卸売場からスグの市場会館にある≪おきよ食堂≫へ。こちらは朝６時から営業していて、その日に入った新鮮な魚をさっそく調理してくれます。こうした最高の状態で鮮魚を食べられるのは早起きの特権かもしれませんね。定食メニューはメインの魚に、御飯・汁物・惣菜などがついてどれも700円程度。中でもオススメは“くじらの刺身定食(750円)”です。
くじら料理って普段滅多に見かけませんし、あったとしても唐揚げになっていたりしますよね。それがなんと刺身で食べられちゃうんです。ここでは、ご飯の上に、生姜・玉ねぎ・ネギ・くじらの刺身をのせて食べるのがツウなようです。ということで、さっそく試してみました。・・・あ～、なんたる贅沢！嬉しいことに御飯のおかわりが自由だったので、軽く２杯戴いちゃいました(笑)。

どうしても早起きは苦手という方も大丈夫！

市場会館内の飲食店は先ほど紹介したもの以外にも６店舗あり、昼・夜営業しているお店もあります。

また、同館13階の展望プラザからは、博多の町を360度見渡せるので天神の街や博多湾を一望できます。夜景スポットとしても有名で一見の価値ありです。もちろん、2施設とも無料なので気軽に足を運んでくださいね。お土産コーナーでは明太子をはじめとした、鮮魚加工品が販売されているのでお土産選びもOK。

市場近くに宿をとって、朝一でせりの見学。市場会館で新鮮な朝食を食べて、福岡観光。夜にまた市場会館に戻ってきて展望プラザから夜景観賞をするというプランもオススメです。こうしてアクティブに行動できるのも一人旅ならではの醍醐味ですよヽ(^。^)ノ